童貞がストリップ劇場に行ってみた(前編)

題名の通り、ストリップ劇場に行ってきた

 

まずなんでそんなとこに行こうと思ったのかという話から始める

 

まず「人並みの恋愛ができるようになろう」という目的から始まった

 

そして「人並みの恋愛をするには一般人と自分の差を埋める必要がある」→「交際、性体験の面で一般人並みの経験を持つ必要がある」→「まずは異性の裸に慣れよう」という思考回路でストリップ劇場に足を運んだ

 

そもそもの話をしよう

 

いつもツイート見てる人は分かると思うけど俺はどちらかというと非モテ側の男に属する

 

人並みの交際経験もなけりゃキスもしたことないし性行為もしたことない。典型的な草食系男子である

 

いや、よく考えると草食系男子のカテゴリーかどうかも怪しい。そもそも肉=女性の比喩だったとしたら草はなんだ?趣味?仕事?よく分からん

 

まぁいいか

 

世間的にはそれはまずいことらしいけど、個人的にはそれで日常生活で困ってることは特になかったりする。1人で旅行してたり1人でプライムビデオ見てたりしてたら勝手に充実した休日を過ごせてしまう。たまに友人と会うこともあるけどスキゾイド的性格なのでわりと1人が多いのかな?

 

なので1人で過ごしたからといって特段の寂しい感情も起こらず、むしろ1人の世界を楽しめてこれはこれで良い過ごし方だなとは思ってる。一方で人脈広がらず情報も入ってこなかったりなどのリスクもあるけど、ネットの発達で興味ある情報は入って来やすい時代になってるのでそこら辺もある程度はカバーできてるかなと思ってる

 

こういう性格なので、メチャクチャ頑張って他人とコミュニケーション取らないと進められない「恋愛」というものから非常に縁が遠くなってしまう

 

ただ再度申し上げるけど個人的には別にそれで困ってない。1人もしくは小さなコミュニティで十分に日々を楽しんでる

 

じゃあなんで人並みの恋愛ができるようになろうとしてるのか?

 

それは「レッテル貼りが嫌だったから」

 

友人同士で呑んでて「性行為」の話になると決まって「なに?まだなの?(笑)初体験は好きな人としかしたくない系?(笑)」と嘲笑気味に言われたりする

 

違う。別にそこにこだわりはない

 

好きな人との初体験もそれはそれで良いと思うけど別に男女の友達同士で一夜の過ちも面白そうだし付き合う前とか付き合った後とかも別に気にしてないし風俗とか出会い系のような手段も別にありだと思ってる

 

そもそも人間は最初から物事を上手くできるわけではないし、それはHでも同じことが言えると思う。初体験より2、3回目くらいのほうが気持ちいい可能性だってあるし、初めての交際相手より2、3人目くらいの交際相手のほうが気が合う可能性だってある。ただ初めての行動はエピソード記憶として残りやすいというだけの話であってそこに特別な意味は本来ないと思ってる

 

ただあまり恋愛に深く関わろうとせず恋愛のことを語らなかったせいでこの手のレッテル貼りをされて自分自身が「好きな人としか初体験したくないから童貞」みたいな認識で見られることがある。そういうのメッチャ面倒くさい。本当はそんなこと思ってないのに

 

あとは世間一般的に「童貞=二次元好き、処女好きの性犯罪者予備軍」みたいな認識も存在するのが面倒くさい

 

アニメは好きだけど今まで誰かを恋愛的な意味で好きになってた時は人並みに3次元の人を好きになってたし、社会系の勉強が好きな学生として人倫に悖る行為は嫌いなので性犯罪なんかやるわけがない

 

あと勝手に処女厨みたいに認識されるのも面倒くさい。実際どうでもいいと思ってる。別に貞操観念なんかどうでもいいし、結婚前だろうが付き合う前だろうがHしたきゃ勝手にしてればいいと思ってる。女性が色々な男性を経験することで実際自分に合うのはどういう男性なのか考えることができるし、交際経験が多くなったことで会話のネタも増え気遣いも上手くなってる可能性もある。一方で最初からそういうのができるけど運悪く処女な女性もいるだろうし、単純にメンヘラで経験人数が多くなってる面倒な女性もいるだろうし、実際関わってみなきゃ分からなくね?と思ってる。だから貞操とかどうでもいい

 

と…こんな感じに普段の俺は思ってるけど、いかんせん恋愛と関わらないでいると面倒なレッテル貼りに遭遇してしまう

 

レッテル貼られるだけで気にしない性格ならそれでいいだろうけど、自分の場合は小さい頃から親や周囲に合わせて動くことが自分の身を守ることだと思って生きてたので、そういうのに遭遇すると自己肯定感が下がる

 

「自己肯定感が落ちる」って結構面倒な問題で、モラトリアム期間だったらちょっとしたことで自分を全否定してしまったりして一般的な中高生や大学生が過ごすであろう幸せな日常に悪影響を及ぼす

 

そして社会人になると自分で自分を信じられない人間は仕事に積極的に挑戦できないし評価もされない…気がする!

 

2018年

 

就活を終えて新元号のスタートとほぼ同時に社会に放り出されることが確定した身として一抹の不安を覚えた

 

人並みの恋愛をして「普通の人間」という称号を得て自己肯定感を高めたい!

 

人並みに恋愛をしている人たちからしたら「何言ってんだ」という感じだろうけどマジのマジでこう思ってる

 

再度申し上げるけど個人的には恋愛しなくても特に困らない。家でゴロゴロしながら本を読んだりプライムビデオ見てたり旅行してたり散歩してたりで十分に充実してる

 

ただ「人並みのことができてない」ということで自己肯定感が下がってるのも事実なのでそこを改善したいと思って今回の行動に至った

 

これを見た人の中には「いや普通に好きな人に近づいて普通に付き合えばいいんじゃないの?」と思うかもしれない

 

中高生みたいに互いが経験値足りてない状態ならそこで互いに試行錯誤もありかもしれない

 

だが待ってほしい

 

これから社会人になる身がそういうルートで挑戦すべきかどうか

 

一般人はみんな中高生時代くらいから恋愛で試行錯誤して大学生くらいで落ち着いた恋愛をして社会人で結婚相手を本格的に探す

 

そんな状況で自分だけが中高生みたいな試行錯誤を始めたらどうだろうか。そんなの銃や爆弾が使われてる戦場で1人だけ刀で戦おうとしているようなものだ。遅れすぎてる

 

特に恋愛においては「男性がリードして相手をいっぱい楽しませるべき」という空気は色濃く残ってるので、そんな試行錯誤やってたらみっともないにも程がある

 

とはいえ試行錯誤しないと前に進まないのも事実

 

しかし恋愛市場的にマジの手遅れになる前に一般人に追いつくためには出来るだけ効率よく短期的に進める必要がある

 

じゃあどうすればいいか

 

「ハードルの低いものから取り組んで慣れていこう」

 

これしかないと思った

 

そこで「ストロング式短期間で誰でも恋愛強者になれるプラン」を考えてみた

 

それが

 

ストリップで異性の裸に慣れる

ソープランドでプロの嬢に頼んで性行為に慣れる

マッチングアプリでHだけの関係の人を探して素人異性とのコミュニケーションに慣れる

一般人の異性と交際して一般人の恋愛に慣れる

 

これが最短経路だと考えた

 

この経路を歩む過程で心理的ハードルを徐々に下げつつコミュニケーション力を磨いて外見を磨くのが最も最短な気がする

 

そしてその第一段階としてストリップ劇場に行ってきた

 

一般人からしたら「最初から好きな人にアプローチすればいいんじゃないの?」と思うかもしれないけど心理的なハードルが高すぎるんだよね

 

まずはハードル低いとこから始めてエベレスト登頂レベルの難易度を高尾山登頂レベルに引き下げたい

 

例えば「好きな人と付き合ってHする」だと何が必要だろうか?

 

「異性をリードする力」「男性としての魅力」はもちろん、変に緊張して頭が真っ白にならないように性愛的なことに耐性をつけておいたほうがいい

 

これを聞くと童貞好きの女性は「そんなことない!相手の慣れてない様子に興奮する!」と思うだろうけど、そういう女性の連想する童貞って「めっちゃイケメンで内面も魅力的で何故か彼女いない」みたいな激レア物件であって基本的にそんな男はいない。処女厨の男が妄想する「めっちゃ可愛くてエロいけど何故か処女」並みに存在しない。そんなの天保山に盛り土して日本一高い山にするレベルに難しい話だ

 

やはり慣れてる男になるに越したことはない

 

そこで「人並みの恋愛をするには一般人と自分の差を埋める必要がある」→「交際、性体験の面で一般人並みの経験を持つ必要がある」→「まずは異性の裸に慣れよう」という思考回路でストリップ劇場に足を運んだのである

 

と…ここまではストリップ劇場に行こうと思った経緯を書いた。

 

次の記事では実際に劇場に行った感想を書いていきたい